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2019年10月28日
バレエ

キッズ世代におすすめの「バレエレオタード」の選び方

バレエが女の子の習い事として人気の高い理由は、小さなからだで一生懸命踊っている姿の可愛らしさ、姿勢や立ち居振る舞いが良くなるなど様々です。
そんな“可愛らしさ”や“姿勢の美しさ”を際立たせるのが、日頃のレッスンや発表会で身につける「レオタード」です。
バレエ教室に通うにあたり、子どものバレエレオタード選びは親御さんにとって必須。今回は、キッズ向けのレオタードを購入する際のポイントをご紹介します。

デザインや色だけでなく、素材にもこだわりましょう

着心地良く、動きやすいバレエレオタード選びを

キッズ用のバレエレオタードは、形・デザイン・カラーが豊富で、子どもに合ったレオタード選びは、目移りしてしまいますよね。
できるだけ可愛い衣装を用意してあげたいと思う“親心”は十分理解できますが、まず気にかけてもらいたいのは、レオタードの素材です。
せっかく素敵なデザインでも、レッスン時に動きにくいレオタードではいけません。
着心地が良く、動きやすい、伸縮性の高いレオタードを選ぶように心がけましょう。

伸縮性の高さが素材選びのポイント

バレエのレオタードの素材は、ナイロン、ポリエステル、ポリウレタンなど様々です。
レッスン中の動きやすさはもちろん、成長期の子どもにも安心な、できるだけ“伸縮性”の高い素材を選ぶと良いでしょう。
肌触りや素肌への刺激を考え、天然のコットン素材を選ぶ親御さんも多いですが、化繊と比べて乾きにくく、汗染みが目立ってしまうこともあるのがデメリットです。
化繊の中で、肌触りの良さと伸縮性の高さの両方を満たしたいのなら、丈夫なナイロン素材にポリウレタン(スパンデックス)をかけ合わせた素材がおすすめです。

目移りしてしまう多彩なデザイン

お稽古ごと、舞台芸術に相応しい衣装が望ましい

レオタードのデザインも多種多様で、スカートが付いている女の子らしいものや、セパレートタイプのものまであります。
また、上半身の形も、キャミソールタイプ・タンクトップタイプ・ホルターネックタイプ・半袖タイプなどがあり、袖の長さや首元の違いも様々です。
“子どもに似合う可愛いデザイン”だけでレオタードを選んでも構いませんが、お稽古ごとのユニホームであり、伝統的な舞台芸術であるバレエに相応わしいデザインを選びたいところです。

キャミソールタイプかタンクトップタイプが便利

体格の小さい子どもには、肩ひもにアジャスターが付いた製品も多い「キャミソールタイプ」か、食い込みの心配が少ない「タンクトップタイプ」をおすすめします。
キッズ用のレオタードには、タンクトップタイプの肩口に装飾があったり、可憐なスカートが付いた商品も多く出回っていますが、バレエ教室の先生から適切な指導を受けるには、演技中の姿勢やからだのラインが分かりやすいレオタードの方が良いでしょう。

レオタード選びは、教室への事前確認を欠かさずに

色、形、メーカーが決まっているケースも

ピンク、ブルー、ラベンダーなどのパステル系から、ホワイト、ブラック、レッド、イエローなどのハッキリした色まで、レオタードの色選びも迷ってしまいますよね。
洋服と同じで、子どもが好きな色や似合う色を選びたくなるところですが、最初に確認しておくべきは、子どもが通うバレエ教室が勧めているレオタードの色やデザインです。
色の指定や購入できるメーカーが決まっている教室も少なくありません。せっかく準備したレオタードが使えない場合もあるので、事前確認は怠らずに行いましょう。

子どもの成長にも対応できるレオタードの決め手は“伸縮性の高さ”

安心・集中してバレエが学べる衣装選びを最優先に

キッズ用のレオタード選びは、見た目の可愛らしさも大切ですが、子どもが安心してバレエを学べること、集中してレッスンを受けられることを最優先で考えましょう。
また、「すぐに大きくなるから」と、一回りサイズの大きいレオタードを選んでしまうと、レッスン中に動きにくさを感じたり、肩紐の外れやすさに集中力を奪われたり、指導者が動きを確かめにくかったりなどの問題が起こります。
だから、子どもが着用するレオタードは、「素材の伸縮性」と「からだに合ったサイズ」がとっても大切です。

フィット感や違和感は、事前の試着で欠かさず確認

レオタードは、通常の洋服選びとサイズ感が異なることもあるので、子どもがバレエを始める前に試着を必ず行い、腕や脚を動かしても違和感がないか、からだにフィットしているかを確かめてあげましょう。
ジャストサイズのレオタードでも、伸縮性が高い素材であれば、成長に伴う買い替えの頻度が少なくなりますし、からだのラインにフィットするので、演技中の見た目もスッキリします。

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